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保育士資格が欲しい! 通信教育で取得できる?2

保育士 資格 通信
保育士資格は大学や短期大学、専門学校で保育を専門に学ぶことで取得できる資格ですが、何年も通学するのは難しいという人もいますよね。

国家資格でありながら、一定の条件を満たしてさえいれば受験資格が得られる「保育士」。

保育士資格は大学や短期大学、専門学校で保育を専門に学ぶことで取得できる資格ですが、何年も通学するのは難しいという人もいますね。

そんな人がチャレンジしているのが、保育士試験です。

保育士試験は8科目の筆記試験と3科目の実技試験からなる国家試験で、すべての科目で合格することができれば保育士の資格を得ることができるというもの。

受験資格に一定の要件がありますが、大学や短大、専門学校を出ている人であれば保育以外を学んでいた人でも受験資格があるので、比較的広くひらかれた資格です。

試験の合格率は10~20パーセント程度と決して難易度が低い資格ではないものの、しっかり学べば通信教育でも資格取得が目指せます。

今回は、保育士試験対策ができる通信教育っていったいどんなものなのか、解説していきます。

通信教育で保育士資格取得にチャレンジできる?

働きながら保育士資格取得を目指したい人や、妊娠中や産後の時間を使って学びたい人におすすめの通信教育。ですが、通信教育っていったいどんなものなのでしょうか。

通信教育ってどんなもの?

通信教育では、テキストを使った自己学習が基本です。なかには、ポイントを解説したCDやDVDといった教材を取り入れているところもあります。
また、多くの通信教育では講師による添削がついてくることも。

実際の試験を想定した問題を解き、講師に添削してもらうことで、苦手分野や理解のポイントなどを学び、本番に備えていきます。

通信大学との違いは?

よく混同されがちですが、通信大学と通信講座はまったくの別物。
通信大学は、自宅学習とスクーリングで必要な単位を取得し、大学を卒業すれば、大学卒業と同等の学士の称号が取得できるというもの。
通信教育は、特定の資格取得へ向けて自宅学習をするものです。学校ではないため、学歴にはなりませんが、資格取得へ向けてピンポイントで学ぶことができます。
また、通信大学では一定期間、一定日数のスクーリング(通学)が必要ですが、通信教育にはその決まりはありません。

あくまで自分のペースで狙った資格の取得を目指すというのが通信教育です。

通信大学のうち、保育や幼児教育を専門とした学部・学科であれば、卒業と同時に無試験で保育士資格を取得することができますが、学費は年間10~30万程度とやや高額。さらに別途スクーリング費用がかかります。

通信教育では、国家試験に受からなければ資格取得はできませんが、資格取得にかかる費用は極力抑えられます。

通信教育はいくらかかる?

続いて、気になる費用について解説します。
通信教育の費用は、目指す資格や資格取得向けてのフォロー内容、運営している企業によって差があります。

保育士資格の場合、受講金額の相場は約5万円~10万円程度。

大学に通った場合、四年生の私立大学でおよそ450万程度、国公立大学で250万程度が相場。私立短期大学であっても200万程度はかかりますから、保育士資格のみをピンポイントに取得したいのであれば、通信教育のコストパフォーマンスは抜群にすぐれているといえるでしょう。

また、通信教育を利用せず、参考書や過去の問題集を買い集めて学ぶ人も稀にいますが、保育士試験の合格率は10~20パーセントと決して簡単な資格ではありません。相当な努力が必要です。

どう選ぶ?どこで選ぶ?通信教育

いざ通信教育を活用して保育士試験に臨もうと思っても、保育士の通信講座を開講している企業は多く、「どこの講座を受講すればいいのかわからない…」と悩んでしまう人は少なくないと思います。通信教育を選ぶときに、どんなところをチェックすべきか解説します。

ポイント①:どんな教材を使っているか

まず第一にチェックしておきたいのは、どんな教材を使って学ぶのかという点。

「同じ試験を受けるのだから、教材なんて大差がないのでは」と思ったら大間違い。

たとえば、ヒューマンアカデミーの『保育士【完全合格】講座』では、各科目の要点解説DVDや、保育所保育指針読み上げCDをテキストに付属。

見て・聞いて覚える学習法を採用することで、短期間でのインプットをはかっていきます。

また、キャリア・ステーションHoikuuの『保育士通信教育講座』では、DVDのほか、WEB配信の講座動画も配信。

スマートフォンやパソコンを使ってどこでも気軽に学ぶことができるのは魅力的と言えるでしょう。

ポイント②:添削はどのぐらい受けられるのか

通信教育を受けるうえで、かならずチェックしておきたいポイントとして「どのぐらい添削を受けられるのか」という点があげられます。

添削とは、問題を解いて提出し、プロの目でチェックしてもらうことで、理解度や苦手なポイントがわかるというもの。

ユーキャンの『保育士講座』は添削回数が学科添削9回、総合模擬試験1回の計10回と比較的多く、メールやFAXを通して何度でも講師に質問ができるのが魅力的。

通信教育の基本は自宅学習ですから、自分がいかに努力できるかが合格へのカギになりますが、なかには「添削をしてくれた先生の応援があったから頑張れた」という声も。

孤独になりがちな通信教育、講師との添削のやりとりに励まされる場面も出てくるかもしれません。

ポイント③:どんな試験対策をしているか

通信教育を選択するのであれば、どのような試験対策を行っているかもチェックしたいところ。

たとえばニチイ学館の『保育士受験対策講座』では、スマートフォンを使って過去問題を学習できる「保育士試験対策アプリ」の採用や、全国統一模試を実施することで、保育士試験にアプローチ。

ヒューマンアカデミーの『保育士【完全合格】講座』では、無料で受けられる試験対策セミナーに参加できるほか、二次試験(実技)対策として、現役保育士による課題チェックや、保育園見学なども行われています(別途費用が必要です)。

どのような試験を受けることになるのか、しっかりと事前にシミュレーションしておくことが大切ですね。

ポイント④:サポート期間はどのぐらいか

保育士試験で合格した科目は3年間有効です。

最初の1年で3科目しか合格できなかった場合であっても、次の試験で残りの科目にチャレンジすることができます。

そこで大切になるのが通信教育のサポート期間です。

サポート期間が1年の講座を受講した場合、最初の年に合格できなかった科目については自己学習のみで進めなくてはなりません。

翌年の受験対策もありませんから、不合格だったときのことを考慮し、サポート期間が長いところを選ぶのもひとつの手。

たとえば、四谷学院通信講座『保育士講座』やキャリア・ステーションHoikuuの『保育士通信教育講座』二年間、ヒューマンアカデミー『保育士【完全合格】講座』は三年間のサポート期間がありますので、最初の一年で不合格となった科目があった場合のフォローも万全ですね。

自分にあった教材選びを

どの通信教育を選ぶか考えるうえで一番大切なのは、なんといっても自分との相性です。

「DVDを使って学ぶのがわかりやすい」と考える人もいれば、「育児中でDVDに集中するのが難しい」という人もいるでしょう。

学ぶ意志の強さが必要となる通信教育、どのような学習方法が自分のライフスタイルに合っているのか考えて選ぶようにしたいですね。

気になったら資料を請求し、どのように学んでいくのか見比べてみることも必要です。

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