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大人が見ても面白い!一度は見たい、子どもに大人気のパネルシアターとは?

エプロンシアター
子どもに大人気のパネルシアター。人気のパネルシアターの仕組みに関して、今回は確認をしてみましょう、

パネル布を貼った舞台に、絵や文字を貼ったり外したりして展開する、パネルシアターを見たことはありますか?日本で生まれ、小さなパネルの中で絵人形が動いたり、表情が変わったり、お洋服の色が変わるなど、仕掛けいっぱいのパネルシアターは大人が見ても楽しくてワクワクします。今回はそんなパネルシアターの魅力や特徴、始める際の必要なものなどをご紹介します。

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パネルシアターって?何が必要?

パネルシアターを始める際、基本的に必要なものは下記の3つだけです!

①パネル布:シアターの舞台となる毛羽立った布

②Pペーパー:絵人形を作るざらざらした紙

③イーゼル:パネルボードを立てかける台

パネル布(毛ばだちの良い布)をボードに貼り、Pペーパーという不織布で作った絵人形を貼ったり外したり、裏返したり、舞台のあちらこちらへ動かしながらストーリーを展開します。ざらざらしたPペーパーを使うことで、絵人形の裏表は自由自在になり、縫ったり、重ねたりとその工夫はとどまることを知りません。これらのアイテムはクラフトショップやオンラインストアで手軽に購入できます。

 

パネルシアター

 

パネルシアターの5つの特徴

①誰にでも簡単に作れて、手作りのぬくもりがある

②いろいろな仕掛けがあって面白い

③絵人形の表と裏を使えることで、表情や場面を瞬間的に変えられる

④演じている人と見る人との間に親近感・一体感が生まれる。
⑤子どもが参加できて盛り上がる

■2種類のパネルシアター

≪ホワイトパネル≫

白いパネル布を貼った舞台で、カラフルな絵人形を使います。パネルシアターといえば、このパターンを思いつく方も多いでしょう。明るい部屋で紙芝居を見るような感覚で楽しめます。

 ≪ブラックパネル≫

一方で、ちょっと神秘的なのが黒いパネル布を貼った舞台で、暗室で楽しむタイプです。 絵人形は、蛍光のポスターカラーなどで色を塗り、ブラックライトで照らすことにより絵人形が光り、幻想的で美しい演出をすることができます。お星さまや夜のシーンが出てくるものではブラックパネルが向いているかもしれません。

応用編としては、シーンやお話に合わせて、ホワイトパネルとブラックパネル両方を使った演出もいいかもしれませんね。

作品選びの3つのポイント

子どもたちが生き生きとした表情で集中してパネルシアターに取り組むポイントと作品例をご紹介します。

≪作品選びの3つのポイント≫

①わかりやすいストーリー

②やりとりがある

③音楽に合わせて演じる

≪オリジナル作品もGOOD≫

「おおきなかぶ」や「桃太郎」など、誰もが知っているお話は取り入れやすくてやっぱり人気です。一番最初に取り組むのはこのような定番ものがいいでしょう。

一方で、自分たちで園児たちにお話を考えさせたり、先生たちがその時、子どもたちに伝えたいこと、例えば「ケンカしたときに謝ることの大切さ」や、「お友達を思いやる気持ち」など、テーマ決めて、作品の中にそれを取り入れてお話を選ぶのもいいですね。

または園の理念や方針に沿った独自の作品を作るのも、オリジナリティがあっておすすめです。

初心者でもここさえ押さえれば大丈夫!パネルシアターを上手に演じるポイント

初めてパネルシアターに取り組む際に気を付けるポイントをまとめました。

≪まずは会場準備≫

事前に会場をチェックして様々な調整を行いましょう。

・ステージの高さの調整

観客の目線に合わせることが大切です。子どもたちに見せる場合は目の高さを低めに、大人の人も見るなら少し高めに、など観客の人数や距離、客層に合わせて調整を行いましょう。

・ボードはしっかり斜めにセットする

パネルボードに傾斜が足りないと、絵人形が落ちやすくなったり仕掛けが見えてしまうなど失敗の原因になります。観客が見えやすくて、絵人形が落ちない角度に調整しましょう。

・空調、風に気をつける

絵人形は接着力が弱いと、風によって落下することもあります。部屋に風が入ってこないかなど、空調や隙間風を確認しておきましょう。

≪実演する際に意識するポイント≫

・まずはやっぱり練習あるのみ!

・演じ手はステージの袖に立つ

・間違っても大丈夫!演じる時は恥ずかしがらず堂々と!

・絵人形を貼る位置に気をつける

・絵人形を張ったり外したり、仕掛けを見せる時などタイミングが大事

・舞台裏を有効に使って、絵人形を登場する順番を重ねておく

最後はやっぱり子どもたちとのコミュニケーションを楽しむこと!

子どもたちが参加したくなる、声を出して反応したくなる演出がやっぱり大切です。ただ淡々とストーリを進めるのではパネルシアターのよさは感じられません。子どもたちの反応をしっかり受け止めましょう。

逆に子どもたちが演じる際は、周囲の先生たちがしっかり反応してあげましょう。そうすることで子どもたちは見守られていることを感じ、失敗がこわくなくなります。

まとめ

今回はパネルシアターをご紹介しましたが、いかがでしたか?紙芝居や人形劇などとは一味違う、仕掛けが多くて手作りのぬくもりが感じられて、見る側も演じる側も楽しめるのが最大の特徴ですよね。

先生が演じるもよし、年長さんぐらいにあれば自分たちで演じさせるのもよし、もしくは一度プロを園に招待して、本格的なパネルシアターをみんなで見るのも勉強にもになっていいでしょう。

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