香月りさ
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離乳食で肉類を与えるのは、7か月頃から。たんぱく質に慣れた頃からが望ましいので、離乳初期には与えません。
肉は、豆腐や白身魚のたんぱく質に慣れてきたら、脂肪が少なく肉質の柔らかい鶏ささみから食べさせましょう。
鶏肉に慣れたら、豚スライスの赤身肉のもも肉やヒレ肉などの脂肪分の少ない部分を、少量ずつ与えていきます。
豚もも肉は白い脂肪部分を取り除き、熱湯で肉色が白くなるまで加熱します。
豚ロースも脂身を取り除き、小さく切って食べやすくしてから与えます。
離乳食の後期になると食べられるものは増えてきます。豚肉を加え栄養満点の離乳食
メニューを作りましょう。
肉が苦手で食べない原因の一つが、パサつきです。お肉のパサつきは、飲み込むタイミングがわからず、口の中にのこってしまいがちなので、トロミなどでつつむことがポイント。
細かくひき肉状にしたものをお粥に混ぜたり、水溶き片栗粉でとじてトロトロにするとパサつきがなくなり食べやすくなります。
熱湯で茹でてザルにあげて水気を切り1㎝大に切った豚肉を、1食分ずつラップしっかり包み、更に冷凍用保存袋に入れて冷凍する事ができます。
ほうれん草などの葉野菜とクリーム煮にしたり、ダシ汁とトマトを合わせて豚トマトのダシ煮など、他食材とあわせてささっと離乳食の1品メニューを作ることができます。
◆材料
・豚もも肉 30g
・ニンジン 15g
・サツマイモ 20g
・玉ねぎ 20g
・スナップエンドウ 1本
・だし汁 150ml
・水溶き片栗粉 少々
提供先:母子栄養協会
◆作り方
①豚肉は白い脂身部分を除き、5㎜幅に切る。
②ニンジン、サツマイモ、玉ねぎは皮を剥き、5㎜角に。スナップエンドウは筋を取り5㎜幅に切る
③鍋にだし汁を入れて、①、②を加えて弱火でコトコトと汁気少なくなるまで煮て、最後に水溶き片栗粉でとじます。
※ダシに甘みのある野菜を加えることで、調味料を加えなくても味がまとまります。
母子栄養協会では、離乳食・幼児食など様々な料理に関わるアドバイザーを要請しています。上記のようなレシピなどを自身で作成してみたい、料理の見地をさらに深めたい方は下記のURLから母子栄養協会の養成講座を確認してみましょう。
母子栄養協会アドバイザー養成講座
http://ur2.link/Dc8D
香月りさ