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ブロッコリーとジャガイモの手づかみお焼き

栄養価が高いブロッコリーを使用した離乳食レシピです。母子栄養協会の香月氏の提供レシピです。

ブロッコリーコラム  離乳食中期メニュー

ブロッコリーを離乳食に使うときのポイント

ブリッコリーはカリフラワーと同じ花野菜で、私たちが食べているのは小さな蕾(花蕾・からい)が集まった部分です。蕾は花が開く前のパワーをギュッと蓄え、ビタミン類が多く、栄養豊富で使い勝手のいい緑黄色野菜です。

花蕾部分を柔らかく茹でてすり潰したり、すりおろせば、離乳食初期より使うことができます。

蕾が大きいままだと、飲み込みにくく、喉に引っかかってしまうので、茹でた後に蕾をほぐすように細かく刻み食べやすくするのがポイント。

完了期では、軸部分も皮を剥きやわらかく茹でて刻めば食べる事ができます。

ブロッコリーはお腹がはるので、離乳食期には与えない国もあるそうですが、多量でなければ問題ないでしょう。

選ぶときのポイント。切り口もチェック!

通年出まわるブロッコリーも、初夏と冬に旬を迎えます。蕾の数が引き締まって密集し、丸くこんもりと盛り上がり、緑色が濃いものは鮮度がいい証拠です。

ひっくり返し、切り口部分も見てみましょう。固く乾いて乾燥していたり、“す”が入っていないものを選ぶようにしましょう。

茎の付け根に包丁を入れて切ると、房が壊れずにきれいに切り分ける事ができます。

固ゆでして冷凍保存

ブロッコリーを1株買ってきても離乳食ではずぐに使い切るのは難しい時は、

鮮度のいい状態で冷凍保存しておきましょう。

房に分け軽く湯通ししてブランチング(加熱)した後に、水にとらずにザルにあげて常温で粗熱をとります。

さらに1房ずつもってしっかりと振り、蕾の中にある水分を出してから保存袋にいれて冷凍します。冷凍する事で組織が柔らかくなり、酵素の活性も止められるので、美味しさを維持することができます。
すでに火が通っているので、使うときには熱湯をかけるだけで蕾部分が滑らかにすり潰せるので調理しやすくなります。

離乳中期にふさわしい、ブロッコリーメニュー

「ブロッコリーとジャガイモの手づかみお焼き」

 

保育 クッキング

レシピ作成者:香月 りさ(母子栄養協会

 

◆材料

・ブロッコリー         1房

・ジャガイモ(中)       1個(70g)

・絹豆腐            20g

・片栗粉            小2

◆作り方

①ジャガイモは皮をむいて一口大にカットし熱湯で茹でる。柔らかくなったらマッシャー等で潰す

②ブロッコリーも茹でて水気をしっかり切り、蕾部分をほぐすようにみじん切りにする

③ボウルに、①、②と絹豆腐、片栗粉を加えて良く混ぜ、6等分にする

④3つは丸くまるめ、3つは長方形に形を整える

⑤フライパン用ホイルをフライパンに敷き、弱火で焼き色がつくまで焼く

※中期は手づかみ食べが始まる時期。

手で掴めるよう、丸と長方形と2つ作ってみて、お子さんが食べやすいのはどちらが様子をみてみましょう。

「春は苦みを盛れ」大人に嬉しい食べてデトックス

ブロッコリーと同じアブラナ科で、柔らかい花茎や葉、蕾部分をたべる春野菜の「菜花」

菜の花にはビタミンA,C,Bなどのビタミン類や、カリウムやカルシウムなどのミネラル類がたっぷり含まれます。

また葉酸も豊富に含まれるので、妊娠中や授乳中の女性にもおススメしたい野菜の一つ。

特有のほろ苦さが特徴ですが、食養生の考え方では「春は苦みを盛れ」と言われます。

春野菜の苦み成分は身体を目覚めさせ、冬の間に体内に貯めこんだ老廃物を排出するデトックスの働きがあるとか。

苦み成分のアルカロイドは、新陳代謝を促進する効果も期待されています。

 

離乳食のお子さんには向かない野菜ですが、大人にはぜひ食べていただきたい菜花。

旬野菜を味わい、食べて健康や美容も維持していきましょう。

母子栄養協会

母子栄養協会では、離乳食・幼児食など様々な料理に関わるアドバイザーを要請しています。上記のようなレシピなどを自身で作成してみたい、料理の見地をさらに深めたい方は下記のURLから母子栄養協会の養成講座を確認してみましょう。

母子栄養協会アドバイザー養成講座

http://boshieiyou.org/%E8%B3%87%E6%A0%BC%E5%8F%96%E5%BE%97%E8%AC%9B%E5%BA%A7

この記事を書いた人

香月りさ

母子栄養協会所属
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